医療機関の用紙が示す例は1〜2行です。Urology Care Foundation の日誌は、炭酸飲料の缶と笑ったときの尿もれという1行だけ、1 NHS グロスターシャーの用紙は紅茶1杯と尿もれのある朝、2 サセックスの理学療法の用紙は合計つきの朝の3行です。3 助けにはなりますが、誰の一日も3行では終わりません。ここでは、私たちの印刷用テンプレートの形式で丸一日ぶんの作り物の例を示し、そのあとで各部分が医師に何を伝えるかを説明します。数字はこの例のものにすぎません。このページに、比べるための基準値はありません。

丸一日ぶんの日誌はどんな形か

記入済みの排尿日誌の例。7日のうち1日目。就寝 22:45。起床 7:00。

時刻 飲んだ量 (ml) 何を 出た量 (ml または ✓) 夜間 メモ
7:05 350 朝いちばん
7:20 250 紅茶
8:30 200 コーヒー
9:40 ✓ 急いでいて少し漏れた
11:00 500 水
11:45 220
13:10 330 ジュース
13:30 180 強い尿意
15:00 250 紅茶
16:20 260
18:00 250 水
19:30 200 ビール
20:15 300
22:30 150 就寝前
3:10 180 ✓

15行、1ページ。一日は起床から起床までなので、3:10 の排尿は日付が変わっていても1日目に属します。

行ごとに

7:05、350 ml、「朝いちばん」。 起きたあとの最初の排尿です。日誌の夜は 7:00 に終わっているので夜間の排尿ではありませんが、ICS の定義では、このとき出た尿は夜のあいだに作られたもので夜間尿量に加えられます。5 だからチェックではなく計ります。紙の上では、単にその日の最初の行です。

7:20 と 8:30、紅茶とコーヒー。 量と種類つきの飲み物です。量はマグを一度計っておいた数字。種類を書くのは、医療機関の用紙がそれを求めるからです。1,2

9:40、チェック、「急いでいて少し漏れた」。 計る時間がなかったので量の代わりにチェック。それでもこの排尿は、その日の回数に数えられます。2 メモは尿もれをおおよその量とともに残しています。尿もれ欄のある用紙なら「少量」や「+」になるところ、素の日誌では時刻つきのメモです。

11:00、水 500 ml。 ボトルなので、量は印刷されています。

13:30、180 ml、「強い尿意」。 尿意を書き添えた、計った排尿です。突然の、我慢しにくい尿意のこと。4 その場で、ひとことだけ。必要なのはそれだけです。

19:30、ビール 200 ml。 用紙の上では、お酒もほかの飲み物と同じです。量、種類、時刻。日誌が見せるのは、整えた夜ではなく、ふだんの夜です。

22:30、150 ml、「就寝前」。 ページ上部に書いた就寝時刻より前の最後の排尿。これは昼の排尿です。夜は 22:45 から始まります。

3:10、180 ml、夜間にチェック。 就寝から起床までのあいだなので、チェックが入ります。夜間の回数を数えられるのは、この行があるからです。就寝・起床の時刻がない日誌では、この排尿を 22:30 のものと区別できません。

この一日の合計

例だから出せる数字です。7回の飲み物で 1,980 ml、計った7回の排尿で 1,640 ml、加えて量のないチェックが1回。排尿は合わせて8回、うち1回が夜間です。医療機関の用紙では、この合計を最下行に書くよう求められることがあります。アプリでは、足し算なしで今日の画面とレポートに出ます。これは目標値ではなく、特定の誰かにとって典型的なものでもありません。ここでの役目は、数えたときに「欠けのない一日」がどう見えるかを示すことだけです。

医師がここから見るもの

時刻つきの排尿8回、うち夜間1回、未計測1回。計った量は7つ、150 ml から 350 ml まで。飲み物は 7:20 から 19:30 に分かれ、種類も書かれています。メモは2つ、きっかけつきの尿もれと尿意。就寝と起床の時刻があるので、夜を昼から切り分けられます。そして、起床から起床まで欠けのない一日。これが最初に確かめられるところです。記憶だけでは、排尿の回数すら正しくならないからです。6 その事実が何を意味するかは診察の話で、日誌の仕事はそれを持ち込むことでした。

あなたの一日は違う形になります

行はもっと多いか少ないか、飲み物も時刻も違うでしょう。変わらないのは形式です。すべての飲み物、すべての排尿、量かチェック、夜を挟む2つの時刻、そして何かあったところのメモ。排尿日誌のつけ方にそこへ至る習慣を、自宅での尿量の計り方に計量カップのことをまとめてあります。