排尿日誌のために出た量を記録する方法は3つあります。計量カップで計る、便座の下に置く採尿容器で受ける、そしてどちらも無理なときは時刻を残して「未計測」にチェックする、です。医療機関はこの3つをすべて受け入れます。必要なのは、時刻つきのすべての排尿です。量はその次です。

日誌が求めているもの

日誌の「排尿」とは、トイレに行くたびの量を、ミリリットルまたは液量オンスで、時刻の隣に書いたものです。排尿量とその時刻は、International Continence Society が定義する頻度・尿量記録の核であり、以降に研究されたどの日誌形式でも核です。1,2 医療機関の用紙はそれぞれ書き方が違います。BAUS の水分出納表は1時間ごとに「出」の欄を持ち、3 Urology Care Foundation の日誌は排尿ごとに「尿量は?」と尋ね、4 私たちの印刷用テンプレートには「ml または ✓」と添えた「出た量」の欄があります。どれも、計れなかったときのチェックを受け入れます。あなたの数字が正常かどうかを尋ねる用紙は1つもありません。パターンを読むのは医師、記録を出すのはあなたです。日誌全体の組み立ては排尿日誌のつけ方にあります。

方法1: 計量カップ

ミリリットルの目盛りがあるプラスチックのカップなら何でも構いません。5 BAUS は 500 ml 以上入るものを勧めています。3 薬局やスーパーの台所用品の棚にあります。日誌専用にして、トイレのそばに置いてください。

便座に座り、便器の中でカップを持ちます。サセックスの理学療法の用紙はここを具体的に書いています。きちんと座ること、便座の上で中腰になったりしゃがんだりしないこと。座ると骨盤底がゆるみ、より出し切れるからです。6 男性は立ったままカップを直接使えます。

カップを平らなところに置き、目の高さで液面を読み、ほかのことをする前に数字を書きます。目盛りの近い線に丸めてください。目盛りはそれ以上細かくなく、日誌もそうです。流して、カップを水ですすぎます。

方法2: 採尿容器

採尿容器は、便座の下に置く縁の広いプラスチックの器で、内側にミリリットルと液量オンスの目盛りが印刷されています。医療機関が日誌と一緒に渡してくれることもあります。4 もらえなかった場合、薬局や通販で「採尿容器」「検尿用カップ」として売られています。

便器の手前寄り、便座の下に置き、いつものように座り、液面を読んで書き、容器の中身をトイレに流してすすぎます。4 持つものがないので、夜や急いでいるときにはこれがいちばん楽です。

方法3: 計れないとき

職場で、店で、真夜中に半分眠ったまま。時刻を残してチェックを入れてください。NHS の用紙も BAUS の用紙も、まさにそう書いています。尿の欄にチェック、です。3,5 私たちのテンプレートでは「出た量」の欄の ✓、アプリでは「未計測」のボタンです。その排尿は回数と夜間の数にそのまま数えられます。ただ、量の合計には加わらないだけです。

目分量も認められます。1日か2日計ってみて、自分のカップでいつもの排尿がどれくらいに見えるかわかっているなら、目分量を書いて「約」と添えてください。迷ったらチェックで構いません。

日誌を台なしにするのは、まったく書かれなかった排尿です。時刻つきのチェックされた行は医師に何かを伝えますが、空白の行は何も伝えません。

ミリリットルか液量オンスか

日誌全体で単位は1つに揃えてください。医療機関の用紙に印刷されているほうです。換算が必要なら:

  • 1 米液量オンスは約 30 ml(正確には 29.6 ml)。
  • 1 カップ、つまり 8 液量オンスは約 240 ml。
  • 100 ml は約 3.4 液量オンス。500 ml のボトルは約 17。

私たちのテンプレートは両方あります。A4 の用紙はミリリットル、US Letter の用紙は液量オンスです。アプリでは単位は設定項目で、レポートは選んだほうを使います。

飲み物の側

飲んだ量を計るほうが簡単です。たいてい容器に量が印刷されています。よくある大きさは、私たちのテンプレートとアプリが候補として使っているものと同じです。カップ 200〜250 ml、グラス 250 ml、缶 330 ml、小さいボトル 500 ml。Urology Care Foundation は米国での相当量を挙げています。8 オンスのカップ、12 オンスの缶、20 オンスのボトルです。4

自分のマグ、グラス、水筒は、計量カップで一度計っておき、日誌の期間は同じ器を使ってください。BAUS もサセックスの用紙も同じことを勧めています。3,6 飲み物の種類も書いてください。紅茶、コーヒー、水、ビール。医療機関はそれを求めます。3,7

夜のこと

寝る前に採尿容器をセットするか、計量カップをトイレのそばに置き、小さな明かりをつけておきます。時刻が先、量が後です。午前3時に計ることが起きないなら、チェックを入れて眠り直してください。

就寝した時刻と起きた時刻を書いてください。BAUS はその日の欄を横切る2本の線を求め、NHS の用紙は時刻の欄に BED と WOKE を求めます。3,5 私たちのテンプレートには各ページの上に両方の枠があります。夜間の排尿はそうやって数えられます。

手術のあと、カテーテルがあるとき

病棟では同じ記録を水分出納表と呼び、看護師が記入します。カテーテルをつけたまま帰宅する場合は、袋の読み方と捨て方を看護師が教えてくれます。日誌の行は同じで、時刻と量です。何をどのくらいの頻度で記録するかは、その指示に従ってください。

清潔に、単純に

カップや採尿容器はこのためだけに使い、ほかには使わないでください。使うたびにすすぎ、4 1日1回は洗剤で洗い、手を洗ってください。戸棚にしまわず、使う場所に置いておきます。そして数字は、手にしたその瞬間に書いてください。2時間後に思い出した量は、当て推量です。